象印のスチーム式加湿器「EE-DG50」と「EE-RV50」を比較していると、「何が違うの?」「結局どっちを選べばいい?」と迷いますよね。
EE-DG50とEE-RV50は、どちらも加湿能力480mL/hで、木造和室8畳・プレハブ洋室13畳を目安に使えるスチーム式加湿器です。
そのため、加湿できる部屋の広さだけでは選びにくい2機種です。
大きな違いは、タンク容量、連続加湿時間、運転モード、タイマー、本体サイズなどにあります。
特に、給水回数をできるだけ減らして長時間使いたいならEE-DG50、必要な加湿性能を確保しながら設置性や扱いやすさを重視するならEE-RV50が候補になります。
この記事では、象印EE-DG50とEE-RV50の違いと共通点を比較し、それぞれどんな人におすすめなのかを詳しく紹介します。
購入後に「もう一方にすればよかった」と感じないよう、自分の使い方と照らし合わせながら確認してみてください。
EE-DG50とEE-RV50の違いを比較
EE-DG50とEE-RV50は基本となる加湿能力が共通していますが、毎日の使いやすさに関係する部分には違いがあります。
主な違いを整理すると、次のようになります。
| 比較項目 | EE-DG50 | EE-RV50 |
|---|---|---|
| タンク容量 | 4.0L | 3.0L |
| 加湿能力 | 480mL/h | 480mL/h |
| 木造和室 | 8畳 | 8畳 |
| プレハブ洋室 | 13畳 | 13畳 |
| 運転モード | 強・中・弱 | 強・弱を基本に使用 |
| 本体の特徴 | 容量に余裕がある | 比較的低く軽い |
| 向いている使い方 | 長時間運転・給水回数を減らしたい | 設置性・シンプルな使い方を重視 |
どちらのほうが加湿能力に優れているという比較ではありません。
選ぶときに重要なのは、「何時間くらい使いたいのか」「給水をどのくらい負担に感じるか」「運転を細かく調整したいか」です。
タンク容量は4.0Lと3.0L
最も分かりやすい違いがタンク容量です。
EE-DG50は4.0L、EE-RV50は3.0Lなので、1.0Lの容量差があります。
給水1回あたりに入れておける水の量が多いEE-DG50は、長時間運転したい場合に余裕を持たせやすいのがメリットです。
たとえば、帰宅後から就寝中まで使いたい場合や、日中も長時間加湿したい場合は、途中で水の残量を気にする機会を減らしやすくなります。
一方、EE-RV50は3.0Lです。
容量はEE-DG50より少なくなりますが、その分、給水時に扱う水の量も少なくなります。
毎回満水にして運ぶことを考えると、容量が大きいことがすべての人にメリットになるわけではありません。
給水回数を減らしたいならEE-DG50、給水時の取り回しも考えたいならEE-RV50という見方ができます。
連続加湿時間はEE-DG50のほうが長い
タンク容量の違いは、連続して加湿できる時間にも関係します。
EE-DG50は4.0L、EE-RV50は3.0Lなので、同じような条件で使用した場合はEE-DG50のほうが長時間運転しやすくなります。
特に差を感じやすいのが、寝室で朝まで使いたい場合や、リビングで長時間使う場合です。
強運転を基準にすると、EE-DG50は約8時間、EE-RV50は約6時間が一つの目安になります。
弱運転ではEE-DG50が約32時間、EE-RV50が約24時間となり、容量差が連続加湿時間にも表れます。
ただし、実際にどれくらいの時間使えるかは、室内環境や運転方法によっても変わります。
暖房を長時間使う部屋や換気が多い環境などでは、乾燥の感じ方も変わるため、数字は目安として考えましょう。
「寝る前に給水して朝まで使いたい」と考えているなら、連続加湿時間に余裕のあるEE-DG50が選びやすくなります。
EE-DG50は強・中・弱の3段階
運転の調整幅にも違いがあります。
EE-DG50は強・中・弱の3段階から運転を選べます。
中運転があるため、「強では加湿しすぎるように感じるけれど、弱では物足りない」というときに調整しやすいのが特徴です。
帰宅直後は強、室内がある程度加湿されたら中、就寝中は弱というように、生活時間に合わせて使い分けることもできます。
一方、EE-RV50は強・弱を基本に使うシンプルな構成です。
細かく設定を変更する必要がなく、「しっかり加湿するか、控えめに加湿するか」で使い分けたい人には分かりやすいでしょう。
調整の幅を重視するならEE-DG50、操作のシンプルさを重視するならEE-RV50が候補になります。
タイマーの設定内容が違う
EE-DG50とEE-RV50では、タイマーの使い勝手も比較しておきたいポイントです。
加湿器を寝室で使う場合、就寝後に一定時間で停止させたり、起床する時間帯に合わせて運転させたりしたい人もいるでしょう。
EE-DG50は、入・切タイマーを生活時間に合わせて使い分けたい場合に検討しやすいモデルです。
特に、毎日決まった時間帯に加湿器を使う家庭では、タイマー設定の幅が使い勝手につながります。
一方、タイマーをほとんど使用せず、必要なときに自分で電源を入れて使うのであれば、タイマー機能の差は大きな選択理由にならない可能性があります。
購入前には、単に「タイマーあり」と確認するだけでなく、自分が使いたい時間を設定できるかまで確認すると安心です。
本体サイズ・重量・カラーの違い
EE-DG50は4.0Lの容量を確保しているため、本体サイズや設置時の存在感も考えておく必要があります。
EE-RV50はEE-DG50より比較的低く軽い設計なので、寝室など置ける場所が限られている場合や、必要に応じて移動させたい場合に検討しやすいモデルです。
ただし、本体が置けるだけでは十分ではありません。
スチーム式加湿器は上部から蒸気が出るため、本体の上にも余裕が必要です。
棚の下や家具の近くへ置く場合は、本体寸法だけでなく、ふたを開ける動作や蒸気の通り道まで考えて設置場所を決めましょう。
また、選べるカラー構成にも違いがあります。
機能面でどちらを選んでも問題がない場合は、家具や部屋の雰囲気に合わせて本体カラーから決める方法もあります。
EE-DG50とEE-RV50で共通する性能
ここまで違いを紹介しましたが、EE-DG50とEE-RV50には共通する部分も多くあります。
特に基本となる加湿能力が共通していることは重要です。
「DG50のほうが型番の数字が大きいから加湿力も高い」という選び方をする必要はありません。
加湿能力は480mL/h
EE-DG50とEE-RV50の加湿能力は、どちらも480mL/hです。
つまり、基本となる加湿能力そのものは共通しています。
EE-DG50の大きなタンクは、より強力に加湿するためというより、給水1回あたりの運転時間に余裕を持たせるための違いとして考えると分かりやすいでしょう。
同じ広さの部屋で比較するのであれば、加湿能力だけを理由にEE-DG50を選ぶ必要はありません。
木造8畳・プレハブ洋室13畳
適用床面積の目安も共通しています。
どちらも木造和室8畳、プレハブ洋室13畳程度までが目安です。
そのため、10畳程度の寝室や13畳程度までの洋室で比較する場合は、どちらも候補になります。
ただし、適用畳数はあくまで目安です。
窓の多さ、天井の高さ、換気、暖房の使用状況、建物の気密性などによって、実際の加湿の感じ方は変わります。
13畳を超える広い空間や、隣の部屋とつながったリビングなどで使用する場合は、より大容量のモデルまで比較したほうがよいでしょう。
フィルター不要のスチーム式
EE-DG50とEE-RV50は、どちらも水を沸とうさせて発生した蒸気で加湿するスチーム式です。
加湿フィルターを使用しないため、定期的に加湿フィルターを購入して交換する必要がありません。
フィルター交換の時期を管理したくない人にとっては、両機種に共通するメリットです。
ただし、フィルターがないからといって、お手入れが不要になるわけではありません。
使用していると水道水に含まれる成分による白い付着物などが発生することがあるため、内部の状態を確認しながら清掃する必要があります。
安全機能とクエン酸洗浄
スチーム式では内部で水を加熱するため、安全面も確認しておきたいところです。
EE-DG50とEE-RV50を使用するときは、チャイルドロックやふたのロック、転倒時の湯もれを抑える構造など、安全に関係する機能の使い方を確認しましょう。
ただし、安全機能があるからといって、熱い蒸気や湯による危険がなくなるわけではありません。
小さな子どもやペットがいる家庭では、手が届きにくく安定した場所に設置することが大切です。
また、内部の汚れが気になってきた場合は、取扱説明書に沿ってクエン酸洗浄を行います。
フィルター交換は不要でも、定期的な洗浄は必要と考えておきましょう。
EE-DG50とEE-RV50の価格差に価値はある?
EE-DG50とEE-RV50を比較すると、販売店や購入時期によって本体価格に差が出ることがあります。
ここで重要なのは、単純に安いほうを選ぶのではなく、「価格差によって何が変わるのか」を確認することです。
価格は変動するため、購入時点で両機種を同じ販売店や条件で比較すると判断しやすくなります。
EE-DG50で増える機能
EE-DG50を選ぶメリットとして分かりやすいのが、4.0Lの容量です。
EE-RV50の3.0Lに対して1.0L多いため、長時間使用する家庭では給水回数を減らしやすくなります。
さらに、強・中・弱の3段階で運転を調整できるため、乾燥状態に合わせて加湿量を使い分けたい人にも向いています。
タイマーを生活リズムに合わせて活用したい場合も、EE-DG50を比較する理由になります。
つまり、EE-DG50の価格差は「加湿能力そのものを高くするため」というより、長時間使用と調整のしやすさに価値を感じるかで判断すると分かりやすいでしょう。
基本性能重視ならEE-RV50
一方、加湿能力480mL/h、木造8畳・プレハブ洋室13畳という基本的な加湿性能はEE-RV50も共通しています。
そのため、給水回数が多少増えても気にならず、強・弱を中心にシンプルに使いたい場合は、EE-RV50でも必要な性能を満たしやすいでしょう。
本体価格を抑えられる状況であれば、予算を重視する人にとって有力な候補になります。
ただし、価格は販売時期や在庫状況によって変わります。
「RV50なら必ず安い」と決めつけず、購入時点の実売価格を比較してください。
EE-DG50がおすすめな人
EE-DG50は次のような人におすすめです。
- 給水回数をできるだけ減らしたい
- リビングなどで長時間使用したい
- 寝る前に給水して朝まで使いたい
- 強・中・弱を使い分けたい
- 乾燥状態に合わせて細かく運転を調整したい
- タイマーを生活リズムに合わせて活用したい
特に注目したいのは4.0Lの容量です。
加湿能力自体はEE-RV50と共通ですが、一度に入れられる水が多いため、長時間使用する場合の給水負担を抑えやすくなります。
加湿器を冬の間ほぼ毎日使う予定なら、毎日の給水作業まで考えて選ぶことが大切です。
「少し本体が大きくても、給水回数と操作の手間を減らしたい」という人はEE-DG50を検討しやすいでしょう。
EE-RV50がおすすめな人
EE-RV50は次のような人におすすめです。
- 基本的な加湿性能を重視したい
- 強・弱のシンプルな操作で十分
- 3.0Lでも給水を負担に感じない
- 寝室など限られた場所で使いたい
- 本体の取り回しも重視したい
- 購入時の費用をできるだけ抑えたい
EE-RV50はEE-DG50より容量が小さいものの、加湿能力と適用床面積の目安は共通しています。
そのため、「容量が小さい=加湿能力が低い」というわけではありません。
就寝中だけ使う、必要な時間だけ運転する、毎日給水しても気にならないという使い方なら、3.0Lでも十分候補になります。
設置場所と必要な機能を確認し、EE-DG50の追加機能をあまり使わないのであれば、EE-RV50を選ぶ考え方もできます。
購入時は35タイプや旧型との型番違いに注意
象印のスチーム式加湿器を通販で探していると、似た型番の商品が表示されることがあります。
そのため、価格だけを見て購入せず、型番を最後まで確認することが大切です。
特に「50」と「35」の違いは確認しておきましょう。
数字が違えば、容量だけでなく加湿能力や適用床面積なども変わる場合があります。
「象印のスチーム式だから同じだろう」と判断せず、使用する部屋に必要な性能を確認してください。
また、通販では旧型や型落ちモデルが販売されていることもあります。
旧型が悪いというわけではありませんが、現行モデルと同じ機能だと思って購入すると、欲しかった仕様が付いていない可能性があります。
購入時には、少なくとも次の項目を確認しておくと安心です。
- 正確な型番
- タンク容量
- 加湿能力
- 適用床面積
- 運転モード
- タイマー
- 本体サイズ
- カラー
- 保証
- 新品・中古・展示品などの商品状態
商品タイトルだけではなく、販売ページの仕様表まで確認して選びましょう。
EE-DG50とEE-RV50のよくある質問
最後に、EE-DG50とEE-RV50を比較するときに気になりやすいポイントを整理します。
加湿力はどっちが強い?
EE-DG50とEE-RV50の加湿能力は、どちらも480mL/hです。
適用床面積も木造和室8畳、プレハブ洋室13畳が目安なので、基本となる加湿能力で大きく選び分ける機種ではありません。
EE-DG50の4.0Lタンクは、加湿力を強くするためというより、給水1回あたりの運転時間に余裕を持たせやすい点がメリットです。
電気代はどっちが安い?
EE-DG50とEE-RV50は、加湿時の消費電力に大きな差が出にくい組み合わせです。
そのため、電気代は「どちらの機種を買ったか」だけではなく、1日に何時間使うかの影響を受けやすくなります。
たとえば、短時間しか使わない家庭と、一晩中毎日使う家庭では、同じ機種でも月々の電気代は変わります。
電気代を比較する場合は、消費電力だけでなく自分の想定運転時間まで含めて考えましょう。
寝室ならどっち?
寝室で朝まで長時間使い、途中の給水をできるだけ避けたい場合は、4.0LのEE-DG50が候補になります。
一方、寝室の設置スペースが限られていて、就寝中だけ必要な時間使用するのであれば、EE-RV50も検討できます。
寝室では容量だけでなく、蒸気が寝具や家具へ直接当たらない場所を確保できるかも重要です。
また、本体を枕元へ近づけすぎず、取扱説明書に記載された設置条件を守って使用してください。
EE-DG50とEE-RV50の違いまとめ
象印EE-DG50とEE-RV50は、どちらも加湿能力480mL/hで、木造和室8畳・プレハブ洋室13畳程度までを目安に使えるスチーム式加湿器です。
基本となる加湿性能が共通しているため、単純に「どちらのほうが加湿力が高いか」で選ぶ必要はありません。
大きな違いは、タンク容量、連続加湿時間、運転の調整幅、タイマー、本体サイズなどです。
EE-DG50は4.0Lの容量があり、長時間使用するときに給水回数を抑えやすいのがメリットです。
強・中・弱を使い分けられるため、室内の乾燥状態に合わせて調整したい人にも向いています。
一方のEE-RV50は3.0Lで、比較的低く軽い設計です。
強・弱を中心にシンプルに使いたい人や、寝室など限られた場所で使いたい人には候補になります。
給水回数を減らし、長時間運転と調整機能を重視するならEE-DG50。
基本的な加湿性能を確保しながら、設置性やシンプルさ、購入時の費用を重視するならEE-RV50。
この基準で考えると、自分に合うほうを選びやすくなります。
購入前には価格だけでなく、毎日何時間使うのか、どこへ置くのか、どのくらいの頻度なら給水を負担なく続けられるのかまで考えて選んでみてください。
